拡張型心筋症と診断を受けるにあたり、外来受診から入院となりました。
今回はその入院11日目の記録です。
入院11日目(退院)
入院11日目の朝もいつものように始まりました。
今日、本当に退院になるのかな?
まだ何も言い渡されてなかったので不安で…
でも、その時は突然やってきましたww
先生からの説明
朝食の前、突然先生が現れてナースステーションに呼び出されました。
最新の検査結果を元にパソコンを見ながら説明してくださいました。
入院時の肺のCT
水が溜まっているのが確認できる。
↓
前日のCT
肺の水は殆ど無くなっている。
- 肺の水はほとんど無くなった
- 腎臓の数値もほぼ正常値になった
一度退院しましょう!
そして心臓については以下の様な説明がありました。
心臓の病気は拡張型心筋症の疑いがあります。
画像診断に行って解析してもらいます。
心臓MRIを撮って詳しく診てみるとわかります。
飯田橋の医療機関を受診してください。
と言って電話をかけてすぐに予約しちゃいました。
心臓が普通の人の1/5程度しか動いていないため腎臓がキチンと機能せず、排出できない水が肺に溜まっていた。
今回の入院では腎臓がちゃんと動作できるまで回復してるので、一度退院して心臓の治療は外来でやりましょう、と。
拡張型心筋症と言う病名を医師から聞いたのはこの時です。
正直何も分かりませんでした。この時点では。
その後ネットなどで調べてどんな病気か知ることになります。
先生からの突然で怒涛の説明を受け、納得とかする暇もなく受け入れるしかない感じで。
とりあえず退院してから心臓MRI撮ってきて!って感じでした^^;
心臓が1/5程度しか動いてないと言うのはとてもショックでした。
朝食
病室に戻ると朝食が来ました。
病院での最後の食事です。
ようやくこの時が来たかぁ~って思うと病院食も名残惜しくなりましたww
退院手続きなど
退院ってなってからはバタバタでした^^;
ってか、まず看護師さん達が誰も何も指示してくれない。
入院も初めてだったけど、退院も初めてなので何をしていいのか分からない。
そして、誰も来てくれない…
仕方ないのでコップだの歯ブラシだのスマホの充電器だの、片付けられる物をとりあえずリュックにしまったりしました。
パンツとかの洗濯物も数枚ありました。
とは言え、そんなに物が多い訳じゃないので数分で終わってしまい、また呆然としてましたね。
ようやく看護師さんがきて
そよかぜさん、今日退院ですね。
準備しますね~
って。
点滴を外されて、左手の人差し指のパスルオキシメータを外してもらってスッキリ!
特に人差し指はテープでぐるぐる巻きにしてたので、指先の感覚が麻痺してて変な感じでした。この麻痺した感覚は退院しても一週間くらい取れませんでした。
着替えてから一階の会計に行って支払いを完了して来てと指示されました。
テレビ台の後ろにしまってあった、入院時に着てきたシャツとカーゴパンツ。
退院の時用に用意してもらってたTシャツ。
なんか普通の服着るの10日ぶりなので変な感じ。
シューズも履いて、あ、シューズがキツくない!
浮腫んでる感じがしなくなってる!
いつもやってた事が、なんだか新鮮で入院ってのは特別な時間だったんだなと改めて感じました。
会計で支払いを完了して、その金額にビックリしつつクレジットカードなのでまあ大丈夫。
しかしこんなにお金掛かってしまってマズいなと…
会計を済ませ病室に戻り少しのんびりしてると、今日の担当の看護師さんが来て忘れ物などが無いかチェック。
そして、そのまま入院患者以外が使う普通のエレベーターまで案内されました。
お世話になった看護師さん達がナースステーションに居たので声を掛けようと思ったけど、とても忙しそうだったので止めました。
エレベーターの前で案内してくれた看護師さんと挨拶をして病棟を後にしました。
何かあっさりしてて、こんなモノかと感じました。
電車で帰宅
妻は仕事を休めないので一人で退院です。
タクシーに乗ってきたらと言われたのですがタクシー代がもったいないので、入院の時に来たルートを電車で逆戻りです。
帰りに最寄り駅内にあるパン屋さんで、揚げドーナッツパンを買いました!(写真撮るの忘れたw)
帰ってから食べる昼ごはんにしよう。
やっと普通の物が食べれる!^^
(まだ減塩とかそんなに意識してませんでした)
入院にかかったお金、あの大金はどこからやりくりしたらいいのか。
しかも今後どれだけお金が掛かるのか…
そんな事を考えながら、自宅に向かう道を
ゆっくりゆっくり歩きました。
スピードが出せないw
シャキシャキ歩けないw
でも、入院の時に病院に向かったときよりは確実に楽になってる。
息も出来るし!
自宅に戻ってテーブルのいつもの自分の席に座って買ってきたパンを食べると、
無事に生きて帰ってこれた!
と実感すると少し安心して涙が出ました。
【私の入院記録】
他の日は以下のリンクからご覧いただけます。